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はてなブックマーク - 迷惑メールやスパムメールの裏事情。
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どこからともなく、止めどもなくやってきてはメールボックスを埋め尽くす迷惑メールやスパムメール。
とあるウイルス対策ソフトを開発している会社が統計を取った結果、世界中で飛び交っているEメールのうち、2012年度は72.1%が迷惑メール・スパムメールだったとのこと。

アンチスパム機能をセキュリティ会社が地道に発達させたおかげで、前年度より8%くらい減ったそうなので、それ以前は8割以上のEメールが迷惑メール・スパムメールだったそうだ。

今回は、そんなメールがこなくなるような対策をご紹介しません。

迷惑メール1
・・・んー、せっかくなので迷惑メール・スパムメール対策の結論をぶっちゃけてしまえば、

  • 安易に自分の情報を登録しない
  • 安易に自分の情報を公開しない
  • 自分で地道に受信拒否設定をする

この3点に尽きます

快適で充実したネットライフを楽しみたい場合はいろんなサービスを利用するのに
自分の情報を登録しないと使えないものばかりだし、自分で誰かに何かを伝えたいとなると
多少たりとも自身の情報を公開しないと、内容の良し悪し問わず信用性に乏しくなってしまう。

そうすると、嫌なメールがくるようになってしまった場合は
自分の手でそのメールを受信しないよう設定する、
または使用しているメールソフト会社の方でユーザーの報告をもとに
受信されないように設定してくれるのを待つという2択になります。
要は、いたちごっこに至るわけです(^p^)

迷惑メール9
そんないたちごっこするための方法はひとまず置いておいて、
迷惑メールやスパムメールはどのようにして生まれるのか
その裏事情を、個人から個人へのメール、企業から個人へのメールはもちろん、
職業上の都合で企業から企業へのメールも日常的に目にする
筆者の経験則(?)を交えつつ考察してみます。

※筆者は実際に迷惑メール・スパムメールを送った経験がないため、当記事の内容は一個人の独断と偏見も含まれます。
つきましては、明らかに事実とは異なる内容がございましたら是非コメント等でご指摘ください。

 

●スパムメールって、どうしてスパムメールと呼ばれるの?

本題に入りますが、迷惑メールとスパムメールは大体同じ意味なので、
以後は単にスパムメールと呼称いたします。

まず、スパムメールと定義されるEメールの要素は以下の通り。

  • 受信者は求めていないが、送信者側の意志・都合により一方的に送りつけてくるうざいメール
  • 送信者側が自身の利益のためにばかり、広告・宣伝色を最前面に出した痛々しいメール
  • 受信者に他者へのメール転送を強要する内容のイラッとするメール
  • 送信者側が受信者側から個人情報を抜き取ったり、嫌がらせを目的として
    ウイルスを添付ファイル等に仕込んで送りつけてくる洒落にならない怖いメール

迷惑メール7
近年スパムメールとして取り上げられやすいのは1個目と2個目の要素を抱えているものが多いです。
残りのうち3個目はチェーンメールとも呼ばれて、受信者側のモラルやマナー、ネチケットを問われ
4個目はウイルスが侵入しないよう、メール内のURLを無闇にクリックしないようにしたり
ウイルス対策ソフトを効かせておくなど、セキュリティに関するお話が中心になります。

当記事では主に、うざくて内容が一方的で痛々しいメールの話をすると思います。

 

●スパムメールって、どうしてスパムメールになったの?

迷惑メール2

 

最近はどのようなメールソフトやフリーメールを利用していても、管理元でスパムメールを判別するフィルタリング機能が大幅に発達し、スパムメールが送られてきても、迷惑フォルダに分類されるか受信自体されないことが多くなってきています。

 

Eメールというものは本来、用事があるけど電話をかけて
相手の時間と行動を拘束してまで伝えることではないこと
相手が今何をしているかを気にすることなく伝えられる連絡手段。

便利で快適で思いやりに溢れた連絡手段、Eメール。
つまり、送信者の受信者への思いやりが欠如するとスパムメールが生まれます。

スパムメールと呼ばれる具体的な例をを挙げると、

趣味のスポーツや魚釣りとかのサイトやブログにて、
その内容に関する問い合わせ先として公開中のメールアドレスへ
「今すぐ会ってエッ○したいです!」などなど
アダルトサイトや出会い系サイト勧誘のメールが送られる。

ニコニコ動画内でゲーム実況・やってみたシリーズ動画などを投稿していて、
その内容に関する問い合わせ先として公開中のメールアドレスへ
「手堅く○○万円を稼げるツール情報が無料です!」とか
ごりごりでギラギラしたなアフィリエイト系のメールが送られてくる。

連絡先を公開している本人の意図とは明らかに無関係な用事について連絡する。
なんと無節操なのでしょう(´-ω-`)
何故そのような節操の無いことを平気でする人がたくさんいるかといいますと、
思いやりの有無どころか、人を人として見ていないんですね。

迷惑メール3
具体的に例を挙げたメールを送っている人は、
人へそのメールを送っているわけではなく、
文字列に対してメールを送っているに過ぎないんです。

インターネット上に公開されているメルアドを、ツールを使用して集めたり
1件につき10円くらいからの報酬を払って人の手を介して名前とセットで集めたりした、
文字列にメールを送っているんですよ。

連絡先を含んだ個人情報、または連絡先はリスト化されて
業者間で売買されることが日常茶飯事なのですが、
1件ごとに報酬を払ってネット上から誰かの連絡先情報をかき集めたリストは
何らかの基準により分けられ、リスト化されています。

 

例えば、
「ピクシブにメールアドレスを公開してた人リスト」や、
「配信解除お願いしますと反応があった人リスト」などなど。

こういった基準は属性とも呼ばれていて、
ピクシブから集めた人は少なからずイラストが好きなわけで、
絵の描き方がうまくなる方法についてメールを送れば、
あちこちから無作為に集めた人に絵の描き方についてメールを送るより
メールの中身を見る可能性が高そうですよね。

後者について、メールマガジンは送るメール内に配信解除の方法や
配信解除を行えるページへ誘導するURLを必ず記載をしなくてはいけないと
法律で定められております。そういった記述がないメールマガジンは、法律違反です。

法律に則って記載されている配信解除用とされるURLをクリックしたり、
メールに返信して「配信を止めてください」と連絡すると、
どんな内容のメールでもとりあえず“開いて、中身を見る”人、
文字列⇒カモとして扱いが昇格(?)して、
良いカモとなるリストへ仲間入りさせられてしまいます。

迷惑メール4

・・・ファッ!?

そんなことを繰り返しながら集められたリストは、
送ったメールを見てるのか分からない文字列リストより
業者にとっては良質なリストとして高値で取引され、
配信解除どころか送られてくるスパムメールがどっと増えます

 

ピクシブの例は属性についてイメージが掴みやすくなるかなぁと挙げましたが、
後者の例の方が、スパムメールを送るうえで
実際によく行われているリストの集め方らしいです。

前者のような、比較的特定された属性のリストに
似たような、または同じ属性の情報を元にしたメールを送るんだったら
受信者側が全く求めていない情報を送っているわけではないのだし、
スパムメールにならないのでは、と思うかもしれません。

迷惑メール5

ですが、いくら公開されている情報だからといって、公開している側に
無断で、勝手に集めてきているリストへメールを送りつけるわけです。

結局、人へ送るメールではなく、文字列にメール送っているか、
私利私欲が隠しきれていない、またはむき出しな内容のメールになり、
読めば読むほど不快になるスパムメールとなるわけです。

スパムメール=迷惑メールですから、受信者がメルアドやその他連絡手段を
公開する際に意図していなかった目的のため
送られてきたメールの中で、例え
受信者自身が興味のある話題がテーマとして書いてあっても、
一部でも不快な内容が含まれていたり、言葉の端々から嫌悪感を覚えた
それは結局スパムメールになります。

ある日突然一方的に送られてきたメールの内容が
ただただ不愉快に感じたら、受信者が
「このメールの送信者に自分は大切に思われてる(〃´ω`)」
と感じるなんて、まずありえない。

受信者がメールの内容に自分に対する思いやりを感じ取れなかったら、
そのメールはスパムメールになるんです。

 

●スパムメールって、どうしてなくならないの?

迷惑メール8
スパムメールを今後インターネット上から根絶することは、
まず不可能だと言われています。

その理由は、Eメールの特性
手紙などのように届くまでに日にち単位で時間がかからず、
用紙代や送料もかからず、超低コストであること。

 

メールを使って売り込みをするのに必要なのは、月数百円~数千円程で
取得可能な自分のメールアドレスとメールを送信できる環境
そして、厳重に扱われる個人情報である本名や住所と比べると
はるかに多数入手しやすい相手のメールアドレスのみ。

広告や宣伝による収入を目的にしたスパムメールは、
お金がさほどかけず、とにかく多数に送りまくることが可能なため
10万件ほどメールを送って、1件の反応があったり
メール内の広告から何かを買ってくれれば純利益が上がるのです。

送信元が同じメールアドレスで膨大な件数のメールを
送っていると、送信者にメールアドレスを提供している業者が
怪しんだり、内容によって利用停止処分をしたりするのですが、
また新たなメールアドレスをお金を払って取得して、
停止されるまでメールを送信するということを繰り返します

送信元のメールアドレスを変えると、受信者側で利用している
メールサービス業者側でスパムメールが送られてくるメールアドレスから
メールを受信しないようブロックをするのには一定の時間がかかるので、
ブロックされてしまう前に送れば、メールは届き、
受信者の目に触れる可能性がある

郵送される手紙などとは異なり、中身を一切見ずにそのまま捨ててしまわれることがなく、
Eメールを使うと件名だけでも目に触れる可能性があるというのも、
スパムメールがなくならない理由のひとつ。

受信者の目に触れさえすれば、メールを目にしたことにより
返ってくる反応がどんなに少なくとも、反応が0でさえなければ簡単に利益が上がる

 

例えどんなに多くの人から嫌われようとも、
このすごく美味しい商売を止められない。

または、その利益率に目がくらんで飛びついて、
病み付きになる人が後を絶たない。

根気よくいたちごっこを続ければ、簡単に稼げる。

メール内で多少法律を踏み外して儲けたって、
インターネット上自体取り締まりが行き届いていないし、
そう簡単には捕まらない。

スパムメールによって行われる商売は、
必要な経費・労力・リスク<<<<<|越えられない壁|<<<<<利益

この構造を根本から覆すことができなければ、
スパムメールは絶対に無くならないと言えます。

 

●スパムメールを送らないためには、どうしたらいいだろう?

迷惑メール6
昔からメールマガジンの配信システムを提供している業者はたくさんございましたが、
コミュニティサイト大手のニコニコ動画を運営している
ドワンゴが2012年夏頃からブロマガサービスを開始しました。

「自分でメールを書き、メールマガジンとして配信する」ということをしたいと
思い立った場合、始めるためのハードルが一気に低くなった昨今。

最後に、「メールマガジン」という形式で誰かに情報を届けてみたい
思ったことがあって、それを実践する場合、
自分のメールを読んでくれる人にスパムメールを送ってしまわないよう
当記事で語った内容を踏まえて気を付けるべきことをまとめます。

 

・メールを送る人に、自分がメールを送ることについて許可を貰う

誰かが公開している情報を勝手に入手してメールを送ることがスパムメールとなる一因でしたね。
メールを送信することについての許可をどのように貰うのかといいますと、
自分のメールが欲しいと希望する人に、連絡先を教えてもらうのです。

要望に応える形で、メールを送る。
メールが欲しいと望んでくれている人へ送ったメールなら、スパムメールにはなりません。

何通か読んでるうちに読みたくなくなったら
受信者の意志で配信解除手続きがされてメールが届かないようになるので、
送信されないメールはスパムメールになり得ません。

 

・メールを送る相手は、自分のメールが欲しいと言ってくれた人であることを意識する

前述の「メールの送信先に許可を貰う」ことが大前提。
そして、ポイントは「メールが欲しいと言ってくれた」に向けてであること。

「メールが欲しいと言ってくれた人たちでは、ちょっと意識が足りない。

Eメールとは、「1対1」のコミュニケーション手段
「1対多」が前提では、送信者側の意図と受信者側の受け取り方にずれが生じやすい

この「1対1」である意識をするべきな場面は、メールだけではなく、
インターネットを通して誰かとコミュニケーションする際に非常に多く存在する。

身近にいる友人などではなく、顔も声も知らない相手とコミュニケーションする機会も
増えてきていて、そんな相手と「1対1」でやり取りをしていると言われても
実感が沸きにくいかもしれません。

ですが、この意識をすることにより、すぐ目の前にいる人と何ら変わりなく
相手に思いやりを持ちながら接することができるようになりやすい、なってゆくので、
これからもインターネットを使いながら様々な人と交流したいという気持ちがあって
今まであまり意識したことがなければ、頭の隅に留めておくと良いかと思います。

 

・アフィリエイトする場合は、自分自身が本気で
「素晴らしい・面白い・受信者のためになる」と思えるものしか記載しない

この世の中を渡っていく際に、あればあるほど世渡りしやすくなるツールである金銭。
この国では特に「汗水流さず稼ぐお金は汚い」というマインドの持ち主がたっくさんいること、
そして、スパムメールの収入源とされる広告収入は アフィリエイト経由であることにより、
アフィリエイトという収入を得る手段自体を蔑視されてしまうことも多々あります。

本来のアフィリエイトとは、そのような紹介者の私利私欲にばかりまみれた
使われ方を想定したものではありません。

商品に共感感動を覚えたり、実際に使ってみて便利だった、ためになった・・・
良い商品だから、他の人にも手にとってもらいたいと思ったときに使うべきものです。

自分はその商品をすごく良いものだと感じているから、もっとたくさんの人に手にしてほしいと
その良さ一生懸命紹介する
精一杯絞り出した紹介を通して、実際にその商品を購入した人が出てくると、

その紹介がなければ、その商品を手に取ることがなかった人に手にしてもらえた」
その紹介を目にしなければ、その商品を買って手にすることにより
 起こる良いことを、一生体験・経験できなかったかもしれない」

売り手にも買い手にも嬉しい出来事を起こした感謝料として
売り手側から、感謝の気持ちを一番表現しやすい金銭という形で報酬をいただく。

売り手-紹介者-買い手=Win-Win-Winという関係を築くのが本来のアフィリエイト

メルマガに限らない話となってしまいますが、もしアフィリエイト広告などを載せる場合は
この関係性になるよう意識・・・とまではいかなくとも、
本当に良いと思えるものだけを紹介するようにしましょう。

本当に素晴らしいものだと思って紹介すれば、
その気持ちは受け取り手に伝わり、
スパムメールだなんて思われないです。

 

以上、スパムメールとは如何なるものかということから
日々スパムメールが生まれているその裏側で行われていること・絡んでいる事情、
自分自身が意図せずにスパムメールを送らぬための心構えまで語りました。
経験則(?)とか、書き殴ってるうちにどこかへ飛んでった。どこにいったんだろう(´・ω・`)

「ほとんど精神論じゃんm9(^ω^)」と思われても仕方ないかなぁという気もしますが、
気持ちの持ちようって、文章に滲み出るもんです。そういうもんなんです。

文章を綴るとき、文法や言葉の正誤に気をつけたりするのも大切ではありますが、
それ以前に、その文章にどのような思い入れをしながら綴るかがすごく大切

スパムメールに限らず、ネット上のあちこちで紡がれる言葉が
なんかこう、無機質的なものがずいぶん多くなったなぁと感じます。

こちらのめっさ長くなった記事は、筆者なりに全身全霊で
思いの丈をぶちまけた結果出来上がったシロモノです。

そのめっさ長い記事にここまで目を通してくれた
画面の向こうにいらっしゃるあなたの心のどこかに引っかかったり、
頭の隅っこ辺りにでも留まる内容であったならば本望です。